開催日 | 2020年7月16日~2020年9月22日 |
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時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
会場 | 古代鏡展示館 |
休館日 | 展示期間中の毎週水曜日 |
観覧料金 | 通常のとおり(一般100円、高校生以下無料、障害者手帳による減免あり) 企画展「美と微」観覧料に含まれています |
古代鏡の背面に描かれた紋様は、鏡の製作年代を特定する大きな要素となっています。紋様には様々なものがあり、想像上の動物を描いたものも多くあります。令和元年度秋季企画展「龍 翔ける!」で取り上げた「龍」や四神と呼ばれる「青龍・白虎・朱雀・玄武」は世間ではよく知られていますが、今年のNHK大河ドラマのタイトルにも使われている「麒麟」も同様に想像上の獣で、聖獣として扱われ、中国古代鏡の背面にも描かれています。
本展では、当館が収蔵するコレクションの中から、「麒麟」が描かれた鏡1面(唐時代)を展示します。今日の我々が想像するものとは違う「麒麟」の姿を通して、鏡が作られた唐の時代の精神世界の一端をご紹介します。
1 展示品 双獣双鳳紋八稜鏡(図版番号269/直径25.8㎝/3,500g/唐)
※図版:千石コレクション-鏡鑑編-(平成29年3月発行)
2 展示場所 本館 展示室内スポット展示ケース
3 期 間 令和2年7月16日(木)~9月22日(火/祝)