開催日 | 2023年9月16日~2024年3月10日 |
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時間 | 午前9時~午後5時(展示室への入場は午後4時30分まで) (フラワーセンターの入園は、午後4時まで) ※令和6年1月3・4日は午前9時~午後4時(展示室の入館は午後3時30分まで)(フラワーセンターの入園は、午後3時まで) |
会場 | 兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」 展示室 |
休館日 | 水曜日(令和6 年1月3日(水)は除く。) 12月21日(木)~令和6年1月2日(火) ※ただし10月12日(木)~11月21日(火)は無休 |
観覧料金 | 一般100円 高校生以下無料 ※障害者手帳およびミライロID提示による減免あり ※別途フラワーセンター入園料(一般500円など)が必要 |
古代中国では、人間界を取り巻く宇宙は、天は円形に、大地は方形に象られた「天円地方」の構造をもつとされました。漢時代の紀元前2世紀頃~ 紀元2世紀頃に登場する方格規矩鏡は、鏡の円形に方格規矩紋の方形を組み合わせて天と地を表し、その間に規則的に置かれたT・L・V 字形の規矩紋が天と地を繋ぐという宇宙の図式が展開します。
鏡に広がる宇宙には、様々な思想を背景とした四神や瑞獣、神仙などの図像が飾られ、方格規矩紋とともにこれらがもたらす効能が鏡に込められました。そこには、天地や世界の調和と順行、辟邪( 魔除け)、所有者の長生や一族繁栄などの現世的な幸福を求める当時の願いをも映し出します。
本展では、当館が所蔵する方格規矩鏡を一堂に展示し、方格規矩紋を中心として方格規矩鏡の様態や関連化について紹介します。
(総展示点数35点 ※期間中展示替えあり)
【展覧会関連行事】
◆講演会( 事前予約が必要)
「方格規矩四神鏡から神獣鏡へ―陰陽調和と辟邪の願い」
日時:令和5年10月7日(土) 13:30~15:00
会場:古代鏡展示館2階 会議室
対象:中学生以上
定員:先着20名
講師:岡村 秀典(京都大学名誉教授、黒川古文化研究所所長)
予約:①令和5年9月2日~
「方格規矩鏡―鏡に広がる天円地方の宇宙―」
日時:①令和5年11月25日(土)
②令和6年1月13日(土) 各日とも13:30~15:00
会場:古代鏡展示館2階 会議室
対象:中学生以上
定員:各回先着2 0 名
講師:垣内 拓郎(当館学芸員)
予約:①令和5年10月28日~、②令和5年12月2日~
◆学芸員による展示解説「ギャラリー・トーク」(当日受付 観覧券が必要)
日時:令和5年9月23日(土・祝) 、10月14日(土) 、12月9日(土) 、
令和6年2月10日(土) 、3月9日(土) 各日とも13:30~14:00
会場:古代鏡展示館 展示室
※予約方法など秋季企画展及び関連行事の詳細については、別添のチラシをご覧ください。