このページは兵庫県立考古博物館加西分館の団華紋鏡に関するページです。
- 古代鏡展示館TOP
- > 千石コレクションデータベース
- > 団華紋鏡
団華紋鏡
シンメトリーの百花は、まるで万華鏡!
外形 | 円形 |
装飾 | |
時代・年代 | 隋-唐 6~7世紀 |
直径・重さ | 23.7 cm 2270g |
団華紋とは、著しく図案化された丸い花形紋を基本単位とする紋様である。花弁を上から見たような、西アジア系のロゼット(円形形の敷物状の葉)に由来する花形を円形内に細密かつ複雑に表し、鈕(ちゅう)の周りに六つを均等に配置している。
鏡全面は均整のとれた六分割のシンメトリー・モチーフに覆われ、あたかも万華鏡を覗いたような無限の錯覚に引き込まれる。
寄託品。
図録188
TOP