このページは兵庫県立考古博物館加西分館の貼銀鍍金双獣双鳳紋八稜鏡に関するページです。
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貼銀鍍金双獣双鳳紋八稜鏡
微に入り細をうがつ!魚々子(ななこ)紋の妙技!
外形 | 稜花形 |
装飾 | 鍍金 貼銀 |
時代・年代 | 唐 8世紀 |
直径・重さ | 19.8 cm 1540g |
鏡形は八個の花弁状の突起がある八稜形である。
貼銀鍍金とは、紋様を裏側から打ち出した銀板に鍍金を施し、それを青銅製の鏡の本体に貼り合わせる技法である。銀貼鏡は、平脱鏡や螺鈿鏡などとともに宝飾鏡と総称される。これらは、特別な技術と意匠を駆使した華麗で多彩な鏡であり、単なる鋳出しの銅鏡には表現できない一層の装飾性と色彩的絵画的な精華が反映されている。盛唐期の金属工芸の一つの到達点を示す作品である。
図録240
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