千石コレクションデータベース

双天馬双鳳紋八稜鏡そうてんばそうほうもんはちりょうきょう

双天馬双鳳紋八稜鏡-1
双天馬双鳳紋八稜鏡-2

天馬は仙界を駆け、鳳凰は天上界を舞う

外形稜花形
装飾
時代・年代唐 8世紀
直径・重さ13.1 cm 591g
鏡形は八個の花弁状の突起がある八稜形で、紋様は円形形の段差により内外に二分される。内側の区画には二匹の獣(天馬)と二羽の鳳凰が旋回し、一段高い外側の区画には昆虫と植物紋が配置される。
思想的背景が希薄で、写実性・装飾性に富んだ図柄が採用されている。社会の気風を反映し、図像は鏡背の空間をゆったりと専有した、優雅で格調をもつデザインである。
図録266
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