このページは兵庫県立考古博物館加西分館の団華紋八稜鏡に関するページです。
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団華紋八稜鏡
シンメトリーの宝相華紋は、まるで万華鏡!
外形 | 稜花形 |
装飾 | |
時代・年代 | 唐 8世紀 |
直径・重さ | 19.4 cm 1233g |
鏡形は八個の花弁状の突起がある八稜形で、花弁に段をもつことから、特に複弁八稜鏡ともいう。紋様は段差により内外に二分される。内側の区画には、花の紋様を円形形にまとめた団華紋(宝相華(ほうそうげ)紋)を配置しており、洗練された美しいデザインとなっている。
鏡全面は均整のとれた八分割のシンメトリー・モチーフに覆われ、あたかも万華鏡を覗いたような無限の錯覚に引き込まれる。
図録277
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