このページは兵庫県立考古博物館加西分館の双鳳瑞花紋八花鏡に関するページです。
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双鳳瑞花紋八花鏡
つがいの鳳凰は夫婦円形満の表象
外形 | 葵花形 |
装飾 | |
時代・年代 | 唐 8世紀 |
直径・重さ | 16.2 cm 736g |
鏡形は円形弧形の花弁を並べた葵花(きか)形で、特に八枚あることから、八花鏡と呼ばれている。全体を内外に二分せず、全面に紋様を配置している。紋様には鳳と花紋があり、一方向から見るように配置されている。
思想的背景が希薄で、写実性・装飾性に富んだ図柄が採用されている。社会の気風を反映し、図像は鏡背の空間をゆったりと専有した、優雅で格調をもつデザインである。
図録272
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