千石コレクションデータベース

鍍金細線式獣帯鏡ときんさいせんしきじゅうたいきょう

鍍金細線式獣帯鏡-1
鍍金細線式獣帯鏡-2
鍍金細線式獣帯鏡-3
外形円形
装飾鍍金
時代・年代前漢 紀元前1世紀
直径・重さ18.7 cm 891g
細線で四神を表現し、「昭明鏡、象日光。」から始まる銘文を記す。
銘文は
「明鏡に照らせば、日光を象(かたど)る。天地に法(のっと)り、陰陽に順(したが)う。玉容を正し、矦王(こうおう)に宜しかるべし。禄位を保ち、不祥を辟(さ)く。白虎は降りて鳳凰来る。无極(むぎょく)に引きて、楽しみ未(いま)だ央(つ)きず。」
この鏡の出来栄えを日光に例え、出世し、不祥を避け、いつまでも楽しさがつきることない、と鏡の所有者に幸福を約束している。
鈕座の周囲と四神の部分には鍍金をほどこしている。
図録113
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