本日7月29日(土)は、開館してはじめての古代体験イベントを行いました。
今回は、本館からボランティアスタッフの応援をいただき、鏡づくりを実施しました。
それも金属を使った鏡です!
まずは、制作する鏡を選ぶ。
今回は6種類の鋳型から選んでいただきました。
次に鏡の解説。
現在使っているガラスの鏡は約200年前の江戸時代から多く使われ、約100年前の明治時代に普及しました。それ以前の約2,200年間は、鏡といえば金属製(青銅製)の鏡だったのです!
ということで、ひと昔前の鏡づくりを行います。
いよいよ鏡づくり。
金属を溶かして鋳型に流し込みます。
カセットコンロで金属が溶けていきます。どうみてもターミネーター。
鋳型に流し込み、冷えて固まるとできあがり。
と、思ってたら、ここからが大変。ひたすら磨きまくります。
皆さん、もくもくと磨いています。
でも、できあがって光輝くのを見ると、あちこちで歓声が、、、
その中で、当館オリジナルの宝飾鏡をつくってもらった小さな芸術家がすばらしい作品を完成してくれました。
こっちが実物
いかがでしょうか?
実物の鏡は周囲が銅のサビのため緑色なのですが、本日の小さなアーチストは赤色に着色されていました。何だかこっちの方がステキ。1,300年前の職人も脱帽したに違いありません。
およそ2時間、意外と力仕事が多かったのですが、みなさん飽きることなく美しい鏡に喜んでいただけました。
鏡づくりはあともう一回、8月26日(土)に行います。予約は8月1日(火)から行いますので、ふるってご応募ください。先着順に20名です。