平成30年11月10日(土)、白鶴美術館顧問の山中理氏をお招きして、秋季企画展「唐王朝の彩り」に関連した講演会を開催しました。
千石コレクションや正倉院宝物など唐代銀器の写真を対比させながら、その細部とそこに繰り広げられた先人の世界について参加者に語る山中氏。正倉院宝物の「漆胡瓶」に表された「ヤツガシラ」という鳥を巡ってのお話の最中には、「なるほど~」と参加者がうなる場面もありました。
工人の造形技巧と表現力の素晴らしさを実感できる講義内容に、参加者からは「いろいろな世界をみることのできるお話でした」「大変詳しい説明で勉強になりました」といった感想をいただきました。
◆次回講演会のお知らせ◆
「唐鏡の変遷」
講師:廣川守(泉屋博古館副館長)
日時:平成31年1月19日(土)13時30分~15時
会場:当館2階
定員等:先着30名(要予約☎0790-47-2212 申込は12月1日(土)~)
料金無料、対象は中学生以上