県指定重要有形文化財
向山2号墓出土品一括(10点)(平成14年度指定)
向山古墳群は、安井川によって削られた谷の北側に位置し、古墳時代前期から後期の11基からなる古墳群です。
2号墳は尾根頂部に築かれた古墳時代前期の方形の墓で、竪穴式石室1、木棺直葬2の3基の埋葬施設が見つかりました。
そのうち竪穴式石室からは木棺の痕跡とその外側に納められた内行花文鏡1、ヤリガンナ2が見つかりました。内行花文鏡は割られ、鈕以外は鏡面を上にして並べられていました。石室のまわりを埋めた土からは完全な形の二重口縁壺2が並べて据えられていました。
また、墳丘からは土師器の小型品が出土しています。
2号墳は尾根頂部に築かれた古墳時代前期の方形の墓で、竪穴式石室1、木棺直葬2の3基の埋葬施設が見つかりました。
そのうち竪穴式石室からは木棺の痕跡とその外側に納められた内行花文鏡1、ヤリガンナ2が見つかりました。内行花文鏡は割られ、鈕以外は鏡面を上にして並べられていました。石室のまわりを埋めた土からは完全な形の二重口縁壺2が並べて据えられていました。
また、墳丘からは土師器の小型品が出土しています。
名称 | 向山2号墓出土品一括(10点)(平成14年度指定) |
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内容 | 内行花文鏡1、ヤリガンナ2、土器7 |
遺跡名 | 向山2号墳 |
出土地 | 朝来市和田山町加都及び安井 |
備考 | <参考文献>兵庫県文化財調査報告第191冊 |
カテゴリ | 県指定重要有形文化財 |