県指定重要有形文化財

国領遺跡石器群(20点)(平成13年度指定)

国領遺跡は由良川水系竹田川支流の国領川により形成された扇状地中央部に立地します。4ヵ所の石器ブロックを確認し、多くの接合資料も出土しています。7基の土坑(穴)も見つかりましたが、土器は見つかっていません。しかし、石器の組成や状況より見て、縄文時代草創期のものと推定されています。
地元産チャートと、他地域からの搬入品であるサヌカイトが出土したことは、当時の広域な物資や人的交流を示す資料といえます。

 

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名称 国領遺跡石器群(20点)(平成13年度指定)
内容 チャート製品(地元産)〔木葉形尖頭器3・その未成品6・接合資料5・石鏃1〕、サヌカイト製品〔有舌尖頭器5〕
遺跡名 国領遺跡
出土地 丹波市春日町国領
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第93冊
カテゴリ 県指定重要有形文化財