その他代表的な資料

金銅製単鳳環頭大刀柄頭(こんどうせいたんほうかんとうたちつかがしら)

古墳時代後期(6世紀後半)の横穴式石室から出土しました。

銅の芯に、金メッキ(金水銀アマルガム法による)を施した環頭大刀の柄頭です。

 

環内には横を向いた1羽の鳳風が透かし彫りにされ、玉を噛んでいます。環の外側には龍が表現されていますが、デザイン化が進んでいてはっきりとはしません。鳳風・龍とも身体にはU字形の工具によって羽毛・鱗が表現されています。

 


単鳳、あるいは単龍の環頭大刀はこれまでに国内を中心に比較的多く見つかっていて、国外からの舶載品をモデルに、そのコピー(複製)を繰り返して製作されていったと考えられています。

 

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名称 金銅製単鳳環頭大刀柄頭(こんどうせいたんほうかんとうたちつかがしら)
内容 金銅製単鳳環頭大刀柄頭 1点
遺跡名 窟屋1号墳
出土地 三木市志染町
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第353冊
(他のサイトへ)https://sitereports.nabunken.go.jp/19203
<3D画像の公開>
(スケッチファブのサイトへ)
https://sketchfab.com/3d-models/d795b5e50a0e44cd9f7661dcf0f567ee
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