その他代表的な資料

陶製人形

7世紀末~8世紀はじめ頃の須恵器の窯跡から出土しました。

 

高さは12.5cmで、頭部には直径5.5cmの扁平な笠を被り、中央の孔からはM字形に結った髪の毛が外に出ているように表現されています。肩からは何か器物を提げたような紐があり、正倉院宝物の絵に見られる腰鼓をもつ楽人のような姿を表しているのかもしれません。

 

しかし、特徴的な笠の表現などに例がないことから、今後の類例の増加が期待されます。

 

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名称 陶製人形
内容 陶製人形 1点
遺跡名 白沢5号窯
出土地 加古川市上荘町
備考 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第184冊
(他のサイトへ)http://doi.org/10.24484/sitereports.18818
カテゴリ その他代表的な資料