県指定重要有形文化財
勝手野6号墳出土品(10点)(平成15年度指定)
勝手野古墳群は加古川右岸の山麓斜面に立地し、横穴式石室を埋葬施設とする円墳11基からなる古墳時代後期の古墳群です。
6号墳は直径10~11mの円墳で、無袖式の横穴式石室は東南東方向に開口しています。
石室中央には箱式石棺が置かれていますが、石室は盗掘、破壊により残存状況はよくありません。
出土品には装飾付須恵器(器台)があります。イノシシ、矢が刺さったシカ、騎馬人物、相撲風景をあらわす小像が巡らされています。小像群の情景は『播磨国風土記』に見られる神話的伝承と通じるものもあり、葬送儀礼を考える上で貴重な資料です。
6号墳は直径10~11mの円墳で、無袖式の横穴式石室は東南東方向に開口しています。
石室中央には箱式石棺が置かれていますが、石室は盗掘、破壊により残存状況はよくありません。
出土品には装飾付須恵器(器台)があります。イノシシ、矢が刺さったシカ、騎馬人物、相撲風景をあらわす小像が巡らされています。小像群の情景は『播磨国風土記』に見られる神話的伝承と通じるものもあり、葬送儀礼を考える上で貴重な資料です。
名称 | 勝手野6号墳出土品(10点)(平成15年度指定) |
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内容 | 装飾付須恵器2・その他の須恵器6・耳環1・管玉1 |
遺跡名 | 勝手野6号墳 |
出土地 | 小野市黍田町字勝手野 |
備考 | 出土品の一部が考古博物館テーマ展示「社会」で展示されています。 <参考文献>兵庫県文化財調査報告第239冊 |
カテゴリ | 県指定重要有形文化財 |