展覧会

秋季特別展「駅家発掘!-播磨から見えた古代日本の交通史-」

会期 : 2023年9月30日(土)~2023年12月3日(日)
日本が本格的な国家建設に取りかかった1,300年前、奈良の都と九州の大宰府を結ぶ山陽道沿いには、行き交う使者が馬を乗り継ぐ「駅家」という施設が建設されました。播磨の駅家は遺跡から所在を推定できるものが多く、当館では開館以来継続的に発掘調査を実施しています。
この全国最先端の調査研究により、文献に記された駅家の遺構が現地で次々と見つかるなど新たな発見がありました。
本展では、県内および山陽道各地の調査事例をもとに、古代の交通インフラの実態を紹介します。

※なお、下記のとおり一部の資料については、期間中に展示替えがあります。
会場 当館特別展示室
時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
開催期間中の休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料金 大人500(400)円、大学生400(300)円、高校生以下無料※( )は20名以上の団体料金※70歳以上の方は大人料金の半額 ※障害者手帳もしくはミライロID提示で、本人は75%減免、介助者1名は無料
資料 展覧会チラシ(PDF:1.7M) 

 

出品目録(PDF:8.2M) 

 

※下記の展示品については、資料の保全のため期間中に入替を行います。

 

<9/30~10/15>

・(展示No.8)荷札木簡「明郡 ​葛江里」

・(展示No.9)荷札木簡「賀古郡貝鮓御贄六十二烈」(国重文)

・(展示No.15)文書箱蓋転用木簡「此物能量者・・・・山陽道」(10/17以降は複製品を展示)

 

<10/17~11/1>

・(展示No.10)荷札木簡「揖保郡二斗九升」

・(展示No.13)荷札木簡「播磨国赤穂郡大原郷」(国宝)

 

<11/2~11/17>

・(展示No.11)荷札木簡「播磨国揖保郡▢」

・(展示No.14)荷札木簡「北宮交易美嚢郡吉川里」(国重文)

 

<11/18~12/3>

・(展示No.7)荷札木簡「▢▢[播磨か?]国明石郡藤江里・・・」

・(展示No.12)荷札木簡「播磨国揖保郡占上郷▢家里・・・」

関連行事

講演会(13:30~15:00)

(要事前予約。定員を超える場合は抽選)

 

〇9月30日(土) 播磨駅家を語る①

 「古代山陽道 駅路と駅家」(岸本道昭)

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〇10月7日(土) 播磨駅家を語る②

 「賀古駅家と邑美駅家を語る」(中村弘、中川渉)

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〇10月21日(土) 播磨駅家を語る③

 「高田駅家と大市駅家を語る」(池田征弘、篠宮正)

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〇10月28日(土)(★13:30~16:00)シンポジウム

 「古代山陽道の播磨の駅家を探る!」

 (島田拓、馬場基、池田征弘ほか)

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〇11月25日(土) 播磨駅家を語る④

 「出土遺物からみた山陽道の駅家」(新田宏子)

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古代体験講座

(要事前予約。定員を超える場合は抽選)

 

〇10月14日(土) 10:00~15:00

 「粘土でつくる古代の駅鈴」

  300円、小学4年生以上

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〇11月12日(日) 10:00~15:00

 「遺跡ウォーク 賀古駅家と古代山陽道を歩く」

  500円、中学生以上

  詳細・申し込みはこちら

 

展示解説
(当日受付、要観覧券) 各日13:30~14:00

①10月14日(土)

②11月18日(土)

布勢駅家(たつの市)出土 墨書土器「驛(えき)」【県指定文化財】当館蔵

高田駅家(上郡町)・賀古駅家(加古川市)出土 鬼瓦(当館蔵、個人蔵)

下道圀勝圀依母夫人骨蔵器(岡山県矢掛町)【国重要文化財】圀勝寺蔵