三月野(みつきの)3号墳
★場所
養父市大塚(現在は消滅しています)
★時代
古墳時代後期(6世紀後半)
★遺跡の種類
古墳
(横穴式石室)
★遺跡の概要
円山川中流域の東岸にある丘陵の尾根上に立地します。
令和4(2022)年に発掘調査が行われました。
墳丘は南北約9m、東西約7.5mの楕円形で、周囲には石が並べられていました(外護列石)。
埋葬施設は横穴式石室で、壁面は持ち送りされ、床面には石が敷かれていました。
石室内からは、須恵器、鉄製品(鉄鏃や刀子)、玉類、滑石製紡錘車(糸を紡ぐ道具)などの副葬品が出土しました。
★調査担当機関
兵庫県まちづくり技術センター
発掘調査の様子<動画>(兵庫県まちづくり技術センターのHPへ)
臨場感のある発掘調査をご覧ください。