五色塚古墳(千壺古墳)、小壺古墳
★場所
神戸市垂水区五色山
(博物館から車で40分程度<第二神明道路「高丸」出口>。専用駐車場あり)
(博物館から電車で1時間程度<JR「垂水駅」下車、徒歩約1km>)
★時代
古墳時代前期後半
★遺跡の種類
古墳(国指定史跡)
★遺跡の概要
全長194mで、兵庫県内最大の前方後円墳。墳丘は3段に築かれ、斜面は葺石で覆わています。
大正10年、国の史跡に指定されました。
各段と墳頂部分には埴輪列が総数2,200本、墳丘斜面の葺石は淡路島から運ばれ、総数223万個、総重量2,784トンもあると推定されています。
墳丘の発掘調査成果をもとに、昭和40年より、10年の歳月をかけて復元・整備工事が行わ、当時の姿にもどりました。全体が復原された古墳としては全国最大で、200m近い大型古墳の当時の姿に圧倒されます。
古墳の上に登ることができ、そこからは明石海峡、淡路島、そして明石海峡大橋の絶景が一望できるので、気候のよいときにぜひご見学を。横の資料館もぜひお立ち寄りを。
なお、埋葬施設は発掘調査が行われておらず、内容はわかっていません。
詳しくは神戸市埋蔵文化財センターHP、五色塚古墳管理事務所HPをご覧ください。