1.分銅形土製品

 

左右にえぐりのある円形の⼟製品で、江戸時代に重さを量るために用いられた「分銅(ふんどう)」の形をしていることから、こう呼ばれている。

弥⽣時代中期から後期に作られ、吉備地⽅を中⼼に中国、四国、近畿地⽅に分布する。表裏を貫通する孔が開けられたものや、顔を描いたものもある。

⽤途として、仮⾯、バッジ、護符などの説があるが、明らかでない。

 

※内容については各⾃の責任においてご利⽤ください。
※内容に誤りや不備等がございましたら、考古博物館までお知らせください。