20.山陰型甑形土器(さんいんがたこしきがたどき)

やや⼤型の筒状をした⼟器で、⼀⽅が大きくラッパ状に広がっている。直径数センチの太い環状の把⼿を付けることが多い。

弥⽣時代後期から古墳時代にかけて⾒られ、⼭陰地⽅を中⼼に分布していることからこう呼ばれている。

用途はもちろんのこと、上下の方向さえ不明である謎の土器である。

堂山遺跡(赤穂市)

 

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