自宅でも考古博-こころに届く展覧会-
令和2年の春からはじまった新型コロナウィルスの猛威により、日常生活にさえ支障をきたすようになり、感染防止の手段として、外出の自粛【stay at home】を促す報道がくりかえされました。
当館でも、休館や特別展の中止、あるいは開館してもハンズオンを中心とした展示の制約、講演会や古代体験の縮小など、様々な活動に影響を受け、楽しみにしていただいていた皆様には大変残念な思いをさせてしまうことになりました。
その間、在宅でも当館の魅力、考古学の魅力をお伝えし、自宅での自粛が少しでも過ごしやすいものになるよう、これまでの当館ブログの中に新たなシリーズ「自宅でも考古博」を設け、情報を発信してきました。当館を熟知する専門職員が様々な角度から情報を発信しており、大変好評をいただいているところです。
そこでこの度、「自宅でも考古博」をより多くの人に読みやすい形で記録し、お届けするよう、ホームページの中にまとめることにしました。
ウィズコロナの時代に、楽しい考古学(考古楽)によって少しでも豊かなこころを感じて頂けたら幸いです。
※( )内の肩書きは執筆当時のものです。
「自宅でも考古博-こころに届く展覧会-」の開始について(館長 和田晴吾)
1 お茶碗はちゃんと手に持って食べなさいの習慣(学芸課長 中村 弘)
2 発掘ひろば竪穴建物の不思議-どんなふうに使っていたのかな?-(館長補佐 多賀茂治)
3 縄文人の知恵と現代社会(学習支援課長 山本 誠)
4 カラフルな陶器やタイルの展示(名誉学芸員 深井明比古)
5 大きな壺と甕(館長 和田晴吾)
6 海外からやってきました(学芸課 松岡千寿)
7 古代船ささ舟づくり(学芸課長 中村 弘)
8 フィギュアを観察してみよう(埋蔵文化財課長 鐵 英記)
9 スゴ技・火おこし(館長補佐 多賀茂治)
10 ウイルス退散!のいま・むかし(学芸課長 中村 弘)
11 弥生人の右利き左利きを推理する(学芸課 上田健太郎)
12 かぶとのペーパークラフトをつくろう(館長補佐 多賀茂治)
13 お宅拝見-大中遺跡復元住居-(学習支援課 岡本一秀)
14 馬のいる駅(学習支援課 新田宏子)
15 展示室の照明がLEDに!(学芸課 松井良祐)
16 これって紋様?(学芸課長 中村 弘)
17 三角縁神獣鏡の銘文解読に挑戦!(学習支援課長 山本 誠)
18 展示が変わる時(埋蔵文化財課長 鐵 英記)
19 利き手と、絵の向き(学芸課 上田健太郎)
20 バックヤードへようこそ!(学芸課 菱田淳子)
21 「キズモノ」の考古学(学芸課 池田征弘)
22 型式の移り変わり(埋蔵文化財課長 鐵 英記)
23 ひとがた流し-ひょうご考古楽倶楽部の活動-(考古楽倶楽部)
24 昔の人の再利用(学芸課長 中村 弘)
25 古代のインデックス(埋蔵文化財課長 鐵 英記)
26 電話に出た古墳時代の「ひとみさん」(学芸課長 中村 弘)
27 副葬品を入れるとしたら?(学芸課 上田健太郎)
28 今に続く駅鈴のものがたり(ブログへリンク)(館長補佐 中村 弘)
29 弥生時代の鳥形木製品(ブログへリンク)(学芸課長 中村 弘)
30 調査研究事業 古代官道(ブログへリンク)(学芸課長 中村 弘)
31 熊本城跡横穴墓と箕谷2号墳の紀年銘鉄刀(ブログへリンク)(館長補佐 中村 弘)
32 播磨国風土記と蛇行剣(ブログへリンク)(館長補佐 中村 弘)
33 古代播磨の心霊スポット(ブログへリンク)(館長補佐 中村 弘)
34 今に続く駅鈴のものがたり(ブログへリンク)(館長補佐 中村 弘)
和田館長の「発掘こぼれ話」
1 初めての発掘(館長 和田晴吾)
2 京都府元稲荷古墳の発掘(館長 和田晴吾)
3 長野県大室古墳群の発掘(館長 和田晴吾)
4 京都市中臣遺跡の発掘(館長 和田晴吾)
5 兵庫三ツ塚廃寺の発掘(館長 和田晴吾)